日本拳法連盟 青葉拳友会
by dohi-column
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間について 

 対戦する相手と一定の間隔を置きながら攻撃する機会を見つける事を、
「間合いをはかる」と云い、攻撃に向けて踏み込む事を「間合いを詰める」
と云います。
 突きや蹴り等で攻撃をする為には、最も攻撃しやすい距離に入り込まなければ
技は決まらず、この事は、相手側にとっても反対に攻撃できる間合いとも云え、
お互いにとって攻撃するチャンスとなります。
 優秀な選手は、自らが攻撃する時には上手く相手の間合いに入り、逆に相手が
攻撃に出てくると、これまた上手く間合いを外す事が出来ます。普段の稽古の中で、
この間合いを的確に練習する事は、技術向上に繋がり、防具稽古だけではなく
二人形などを繰り返し稽古することが、間合いの訓練に役立ちます。
 間合いの大切さは格闘技だけではなく、人間関係を円滑に運ぶ上でも大変に
大事な要素です。古くから諺として、「親しき仲にも礼儀あり」と言われ、いくら
身内や親友であっても、入ってはいけない間がありますが、中には「俺とお前は
真の友だからお互いに言いたいことを云える仲間である」などと言ってお互いに
言いたいことを言うと、意外とつまらぬ事で喧嘩になり、せっかく築いた友情も
壊れる原因になったりします。このように、人と人の間には、お互いに踏み込んで
はいけない間合いがあるのです。
 日本には昔から相手を思いやる文化としての「間」があり、この間の取れる人を
「人間」と呼ぶようになったとの説もあります。一方、この日本の「間」に対して
海外では独自の「リズム」があり、それは大陸文化圏に絶え間なく存続する
国境紛争のせいで人民の自衛意識が敏である事に由来し、格闘技を初めとする
日本の伝統芸能などが「静」であるのに対し、海外は「動」の文化と言えるのでは
ないでしょうか。
 この事は、摺り足で静かに間合いをはかり、徐々に間合いを詰め攻撃に入る
日本の格闘技に対して、フットワークを使ってリズミカルに間合いをはかりながら
闘い、疲れて足が動かなくなると一気に攻撃されてしまう西洋のボクシングを
比べてみると良く分る事です。
 日本拳法における戦いでは、いかに上手く相手の間合いに入って攻撃し、又、
いかに上手く相手の間合いをはずすかも重要なポイントの一つと言えます。
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by dohi-column | 2007-05-31 00:00
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